夏は、基礎代謝が低下することはご存知でしょうか?
私たちの体は、体温を常に一定に保つことで生命活動が維持されています。
気温が高い夏は、体温を保つために体内で熱を作り出す必要がなく体温調節できてしまうので、脂肪を燃やして熱を作るエネルギーが低いため基礎代謝が落ちるのです。
上がりすぎた体温を下げようとして汗をかくのは、体の働きであり、基礎代謝が上がってエネルギーが燃焼しているわけではないのです。
逆に、冬の時期は体温も下がりやすくなるので、その分基礎代謝を上げることでエネルギーを燃焼させ、熱を発生させて体温を一定に保っています。
よって、基礎代謝だけをみれば、夏より冬の方が痩せやすい、となります。
夏は特に食べて欲しい、代謝を上げてくれる食品とは?
暑い日が続くと、素麺や冷やし中華、冷たくて簡単なもので済ませがちですね。
一見、食べている量が少なくても、完食にアイスやかき氷、熱中対策のスポーツドリンクなどで、糖質が増えカラダも冷えるため、それが太りやすい要因になっているかもしれません。
ここでは、基礎代謝が落ちてしまう夏こそ、代謝アップを目指して積極的に何を食べると良いかをご紹介します。
それは何かというと、「タンパク質」です。
なぜなら、タンパク質をしっかり摂ることで筋肉量がアップし、代謝を上げることができるからです。
コチラがおすすめです。
・納豆やうなぎ
・豚肉
・鶏肉
・レバー
タンパク質とともにビタミンB群も一緒に摂ることができるので、夏バテを予防しながらのダイエットの見方になってくれます。
その他、薬味(生姜、ニンニク、ねぎ、茗荷、大葉)を上手に利用して、カラダを温めて代謝を上げていきましょう。
夏は部分痩せ、痩せ筋強化
夏は少し外を歩いただけで、たくさん汗をかき、疲労感もでやすく、激しい運動は熱中症リスクも高くなり危険です。
実は、夏の時期は外気温が高いこともあり、冬の時期に比べると筋肉の柔軟性が高く、筋トレには向いています。
そして、筋力アップは基礎代謝の向上につながります。
室内で、自分のペースに合わせて行う筋トレで、気になる部分、二の腕、お腹、足など、部分的に引き締めていきましょう。
特に体の中でも、大きな太ももなどの筋肉、痩せ筋のある肩甲骨の間を鍛えると、スタイルアップが叶います。
運動習慣がない方は、テレビをみながらプランクやスクワット、歯磨きしながら踵の上げ下ろしでふくらはぎを鍛えたり、姿勢を正しく保つだけでも、日々の積み重ねで効果は出てきますよ。
ご自分のペースで、筋トレを頑張っていきましょう。
【重要】夏の冷えは危険
最後に、私が一番お伝えしたい「夏の冷え」についてです。
夏は冷やすことに目が向きがちで、「カラダの冷え」は見過ごされがちですね。
特に婦人科系のお悩みは『冷え』が深く関係していて、心とカラダに大きな影響を与えることがあります。
私自身も、3年前の秋に体調不良が強く出て、冷や汗が出るほどの生理痛、疲れが取れない、やる気、元気がでない、などメンタル面の不調もありました。
内科、婦人科で検査も受けましたが効果が得られずでしたが、東洋医学の先生のところで「夏の冷えが引き起こしてる」と言われ、鍼灸や、漢方、にプラスして、生活の中で「冷えとり」を意識することで、痛みやダルさも抜けてきたのですが、一番効果を感じたのは「気力」です。
「気」が落ちてしまうと、どんなに寝ても、どんなに栄養あるもの食べても、元気に動けない・・
心とカラダは繋がっているなと、改めて感じました。
そこから、朝の白湯、常温の水、食事のどこかに温かいスープや味噌汁を入れる、家にいる時は寝る前まで靴下をはく、お風呂で温める、など冷え対策を欠かさずしています。
夏は、どうしても冷たい飲み物が飲みたくなるので、時々飲みますが、家ではホットを飲むなど工夫してます。
ダイエットと同じで、ダメと禁止すると、それが欲しくなるので、バランスが大事ですね。
冷え性の定義
病名は西洋医学にはなく病気として扱われず、単に身体の自覚症状(不定愁訴)に過ぎないと考えられている。東洋医学では治療すべき疾患とみなされている。従って、医学界の統一的な定義は明確ではない。これは生死に直接関わるものではないため、医学界の関心は薄かった事にあると指摘されている。しかし、定義を明確にしようとする動きもあり、独自の定義を策定し診断と治療を行っている医師もいる。
まとめ
ダイエットは、いかに健康的に無理なく痩せて、今後も太らない体質を作るかが大切なので、年齢や環境に合わせて、いつものパターンを変えていく必要があります。
この記事が、今の自分に、どんなダイエットが最適かを、考えるきっかけになれば嬉しいです。
年々暑さも厳しくなり、夏の体調管理が難しくなるので、厳しい食事制限、激しい運動メインのダイエットはおすすめできません。
カラダの冷えに気をつけながら、自分の体の声を聴きながら、自分に合ったダイエットを見つけて、夏を元気に過ごしてくださいね!
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