こんにちは!ダイエット後もずーっと痩せマインドが続く「ウェルネス・ダイエット」トレーナー里実です。
ダイエットする方の多くが「見た目を変えたい」と仰るのですが、せっかくダイエットを頑張っても残念ながら「元気がなさそう」「顔色が悪い」「疲れていそう」と見えてしまう方もいます。
私自身も、食事制限のダイエットで頑張って体重を落としたけれど、「やつれてるけど、どうしたの?」と予想せぬ言葉でショックをうけたことがあります。
ダイエットするなら、キレイに魅せる痩せ方を知っておきたいですね。
実際にお客様で、始めは体重を減らすことに拘っていた方も、印象力を知ることでダイエットに使うエネルギーを自分のブラッシュアップに変え成功されています。
『痩せて変わりたいイメージ』と『自分がなりたいイメージ』は、違うことに気づかれることも多いです。
ダイエット以外にも、見た目を変えることのできる印象力をメインにお伝えしていきますので、良かったらお読みください。
Contents
第一印象・イメージの重要性
まず初めに、印象の重要性について簡単にまとめます。
聞いたことがあるかも知れませんが、人と初めて会ったときの印象は「10秒」で決まると言われています。
人は最初の5秒で、相手を『見た目=目からの印象』で判断し、話をし始めた次の5秒の『耳からの印象』でイメージを決定。
これを「第一印象』と呼び、たった数秒であなたのイメージが決めるのです。
さらに最初に得た情報を、その後から得られる情報より重要と思う傾向があり、一度作られた第一印象はその人を見る時のフィルターとして長く残るため、なかなか変えることが難しいとも言われています。
よって、初対面の相手には特に気をつけ、良い印象を心がけることが大切です。
私の周りの第一印象の良い方は、体型に関わらず自分をよりよく魅せる方法を知っていて、相手への思いやりも欠かさない方が多いです。
あなたの周りにいる出会いやチャンスが多く、ご縁に恵まれている方の印象はどうでしょうか?
印象の形成要素
人の印象の決定要素は3つに分けられ、その中の目と耳からの印象(非言語コミュニケーション)が大きな割合を締める、と言われています。
心理学上の法則
人と人がコミュニケーションを図る際、実は「言語情報7%」「聴覚情報38%」「視覚情報55%」という割合で影響を与えている
非言語コミュニケーション
・目からの印象→顔の表情・姿勢・立ち振る舞い 55%
・耳からの印象→話し方・声のトーン 38%
言語コミュニケーション
・言葉の印象→話の内容・言葉づかい 7%
良い印象を与えるために必要なこと
言葉は同じでも、話し方・声のトーン・表情・振る舞いにより相手に伝わるイメージが大きく異なるため、日頃の意識付けやトレーニングが重要です。
非言語コミュニケーション(話し方・表情・声のトーン・振る舞い・・)のスキルを上げるために、鏡・動画に撮るなど、定期的に自分を客観的に見てみましょう。
人は見た目だけでない
人の印象は必ずしも第一印象だけではない、「何よりも見た目が一番大切」などと誤解も多いとも言われています。
メラビアンの法則の本当の意味を正しく理解する必要があります。
メラビアンの法則とは、1971年にカリフォルニア大学の心理学者アルバート・メラビアン(1939‐)が提唱した概念であり、「コミュニケーションの際に人はどのような情報に基づいて印象を判断するのか」について実験した結果をまとめたもの
メラビアンの法則とは、1971年にカリフォルニア大学の心理学者アルバート・メラビアン(1939‐)が提唱した概念であり、「コミュニケーションの際に人はどのような情報に基づいて印象を判断するのか」について実験した結果をまとめたもの。
一般的にポジティブと受け取られるような内容の話をしながらも、顔の表情は険しく声のトーンも厳しいといった言語情報と非言語情報が矛盾する場合、情報の受け手は言語情報を7%、話し方などの非言語情報を38%、見た目や表情などの非言語情報を55%という割合で参考にしており、非言語情報がコミュニケーションにおいて大切であると結論づけた。
この法則から、コミュニケーションの際、相手にこちらの意図を正しく理解してもらうには、視覚情報(表情、姿勢、リアクションなど)や聴覚情報(声のトーンや抑揚など)を言語情報と一致させることが重要であると言える。
これらを踏まえると、視覚情報が利用できる対面やTV会議室システムを使ったコミュニケーションと異なり、電話での場合は特に留意する点がある。電話の場合、視覚情報は提供できないが、相手は聴覚情報から視覚情報を想起するため、言語情報7%、聴覚情報93%という割合となり、耳から入る情報の重要さが増すと言われている。例えば、電話営業の場合、話し手が良い商品を適切な値段で提案しているにも関わらず、話し手の言葉遣いが少し粗雑なだけで、受け手は話し手に対して行儀の悪い態度で電話しているというイメージを持ってしまい、購入意欲を大きく低下させてしまう場合がある。
このようにメラビアンの法則では、言語情報と非言語情報に矛盾が含まれる場合を前提としている。しかし「言語より非言語情報が大切」という部分だけが独り歩きしており、「第一印象は見た目で決まる」、「何よりも見た目が一番大切」などと誤解されていることも多い。
このようにメラビアンの法則では、言語情報と非言語情報に矛盾が含まれる場合を前提としており、言語情報と非言語情報を整合させることが重要だということである。しかし、「言語より非言語情報が大切」という部分だけが独り歩きし、プレゼンテーションに関する書籍等において、「第一印象は見た目で決まる」、「何よりも見た目が一番大切」など、非言語情報だけに注力せよという誤解された解釈で引用されていることも多い。
グロービス経営大学院サイト引用
内面からの変化が外見を変える
なぜ印象の重要性をお伝えするかというと、ダイエットで「自分を変えたい!」と思う方の多くが外見重視のダイエットで、見た目は細くなっても、「元気に見えない」「肌艶が良くない」「冴えない表情」その方の魅力が半減されているな、と感じることがあるからです。
見た目のキレイは、心と体の健康が土台にあり、さらに印象力をプラスすることであなたの魅力がより輝きます。
もし、ダイエットをして自分を変えたいと思うなら、どのようなイメージ(印象)を持たれたいかも考えてみてください。
浮き沈みを減らすメンタルケア
自分が思っている以上に内面の状態が外見に現れます。
ダイエット中は気持ちの浮き沈みが激しくなり、メンタル面のご相談が一番多いです。
頑張っていても食べたいに勝てない、誰かと比較して見た目に落ち込んだり、その度に自己否定の言葉が自分の脳内をかけ巡り、それらの言葉は、あなたの見た目に大きく影響してきます。
基本ダイエットは苦しく、辛い、意思の強さが必要と思い込んでいる方も多いので、思うようにいかないと、すぐにメンタルも不安定になりがちです。
逆にメンタルが安定していると、自然と自分のためにお肌をきれいにしたり、身の回りを片づけたり、おしゃれを楽しんだり、食事にも気を遣いダイエットもスムーズに進みますね。
ダイエットスタートと同時に、あらかじめ心が落ち着くアイテム・対策を準備しておくことで、モチベーションを保ちながら取り組めるようになります。
もっと頑張らなくては・・、と追い込むのではなく、「そんな日もある、大丈夫」と自分に安心を与える言葉を頭の中に入れておきましょう。
セルフイメージを高める練習
ではここで、簡単なワークをしてみましょう。
自分の長所に目を向け、ポジティブな自己イメージを育てましょう。
☆始めに、現在の自分のイメージを書き出してみてください。
☆次に、なりたい自分のイメージゴールを書いてみましょう。
☆最後に、なりたいイメージに近づく、具体的な行動を書いてみましょう。
◯◯して、○◯するのように書くと良いです。
(例)夕食を8分目にしてすぐ片付けをして、ゆっくりお風呂に入ってリラックスする。
言葉の力で自己信頼を高めることで、外見にも自信が表れます。
【参考】良い印象を与える言葉
明るい、ポジティブ、魅力的、自信が満ちている、おもてなしの心がある、洗練されている、おおらか、落ち着いている、信頼感がある、親しみを感じる、謙虚、冷静、思いやりがある、きちんとしている
良い印象を残す、2つのテクニック
1、姿勢を整える
姿勢が良いだけで、印象はぐっと良くなります。
背筋を伸ばして、肩をリラックスさせるだけで、より自信に満ちた雰囲気が出ます。
姿勢を良くしようと、腹筋背筋に力を入れることでトレーニング効果も期待でき、歩く時は、できるだけ手を後ろに振りましょう。
時々、鏡で自分の姿勢をチェックして、意識してみてくださいね。
2、アイコンタクト
アイコンタクトは心の握手とも言われています。
アイコンタクトの効果、相手との距離を小さくし、誠実・信頼感を与え、さらに自信のある人にみせてくれます。
アイコンタクトの方法、目と目と鼻を結ぶ△の中を見る、見る秒数は3秒。
アイコンタクトのタイミング、人と合った瞬間がベス(日本人はシャイな方も多く苦手)。
アイコンタクトの準備、人と会う前に、目をグッとつぶるエクササイズ、目に力を込め、輝きを持たせるように微笑む会えて嬉しいという気持ちを、目で伝える意識。
【お客様の声】3回目のカウンセリング後、印象が変わったと実感できた
体重を減らすことより、もっと大切なことを、お客様が教えてくれました。
ー以下抜粋ー
食事制限のダイエットでリバウンドしていくうちに過食を繰り返すようになりました。
3回目のカウンセリングが終わってから、里実さんのアドバイスで、罪悪感が出る食べ物を書き出したり、スーパーで買い物をする時にカゴに入れる前に自分のお腹に聞くことを試してみたら、適量で満足できるようになってきました(時々食べ過ぎますが笑)
以前のように食事を減らすことをしていないので、体重の減りは鈍かったのですが、自己対話するようになってからは、過食も減り、心にも余裕がでて、食事のスピードがゆっくりになりました。
ダイエットだから、コレをしよう、アレをしなくてはでなく自然とできるようになってました。
そして、驚いたことが、まだまだ目標体重ではないけれど、「雰囲気が変わったね」「話しやすくなった」など周りからの言葉です。
「痩せなければ自分を変えられない」と思っていたけれど、心の持ち方次第でこんなにも印象が変わるのだとびっくりです。
自分では気づけないことでした。
これからもダイエットを続けながら、印象力もアップさせて自分磨きしていきます。
(30代 会社員)
魅力をアップさせる心の持ち方
ダイエットの成功には、心の持ち方が大切です。
先ほどのクライアントさんのように、大事なことは自分と向き合いながら、自分の心と体のちょうど良い状態を探っていくことです。
そして、自分を大切にする気持ちを持ちながら、内側と外側のケアを続けていくと、それがあなたの魅力となって周りにもより良い印象が伝わり、誰かの言葉、相手の対応からも自分の変化に気づけることが多くなっていきます。
もし、ダイエットで自分に厳しく、苦しくなっていたら、この言葉を思い出してほしいです。
あなたが自分のことを扱うように、人は自分を扱う
私も日頃、意識している言葉です。
まとめ
痩せて変わりたいが早く叶う、魅力をアップさせる印象力は、いかがでしたでしょうか?
ダイエットと並行して、印象力を身につけることで、あなた自身が自分の持つ魅力により早く気づくことができると思います。
もし自分を変えたくて外見重視のダイエットで上手く結果に繋がらないのであれば、内側に目を向けたり、今回お伝えした印象力のテクニックを使って、少しづつ意識を変えてみてください。
食事制限やキツイ運動よりも、あなたの見た目や雰囲気をきっとプラスに変えてくれるはずです。
まずは、ピンときたことから行動してみてくださいね。
お読みいただきありがとうございました♪
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